防災と災害時について

大規模地震などの発生が予想されるとき

東海地方を中心とする大規模な地震の発生が予想されるときに、気象庁所管の「地震防災対策強化地域判定会」が招集され、状況によって「警戒宣言」が発令されます。
本学では、大規模地震の発生が予知されるときには、前記「判定会」が招集された段階で(平常時の定例会は除く)、次のような措置をとることにしています。

  1. 「地震防災対策強化地域判定会」が招集されたことを確認できた時点で(テレビ・ラジオ等によって)、休講とします。その際には、次のように行動してください。
    • 在宅中のときは、そこにとどまる。
    • 通学途中、または帰宅途中のときは、直ちに帰宅する。
    • 在校中のときは、大学からの連絡・指示により直ちに帰宅する。
  2. 警戒宣言が解除されたとき、または判定会が解散されたときは、休講を解いて平常授業に復する。授業再開については、交通ストの場合に準じます。

この措置は、地震発生の際の被害を極力減らすためのものです。ご協力をお願いします。

災害発生時での行動について

火災や地震などの災害発生時にとるべき基本的な行動を、危機管理マニュアルとして次のとおり決められています。
日頃から防災に対する意識を高く持つよう心がけてください。
また、学校で行われる消防訓練に参加し、消火器の使い方などを習得してください。

火災発生時での3大原則

  1. 初期消火
    近くの消火器・屋内消火栓で初期消火に努める。炎が天井まで燃え移ったら限界です。避難してください
  2. 119番通報
    小さな火災でもすぐ119番通報する。慌てず正確に所在地を告げる。
  3. 避難誘導
    構内放送や大声による避難誘導をする。人命第一。

消防訓練

  • 上記3大原則をスムーズに行うには、日頃の訓練が大切です。
  • 各キャンパスで実施される消防訓練に参加し、意識を高め、行動を身につけるよう心がけてください。
  • 自衛消防組織や各人の役割などを理解しましょう。

地震発生時での3大原則

  1. 身の安全確保
    • 机の下などに隠れたりして、とにかく自分の身の安全を確保する。
    • 地震の揺れは長くても30秒程度(阪神・淡路大震災はわずか11秒でした)。直下型の大地震では身動きできません。
    • 屋外にいた場合、建物のそばに近づかない。割れたガラスや看板などが降ってきます。
  2. 火を消す
    • 周りで火を使っていたらすぐ消す。
    • 燃え始めていたら初期消火活動(消火器・消火栓・119番通報)
  3. 救援・救護
    • 周囲にケガ人はいないか、発見と救出。大声で安否を確認しあう。
    • ケガの手当て。大ケガは119番通報で救急車を呼ぶ。

日頃の心がけが大切です

  • 各キャンパスで実施される消防訓練などに参加し、消火器や消火栓の使い方などを習得しましょう。
  • 一人ひとりの人間が、自分の身を自分で守ることが理想です。身の安全を確保した上で、他人の救助・救援ができるよう心がけてください。

大規模災害が発生した場合には

  1. 学内にいる時
    • 大規模災害発生時には、とにかく身の安全を確保する。
    • 「周囲の火の始末・初期消火」を行う。
    • 周囲にケガ人がいないか、大声で確認しあう。(救護・救援活動)
    • 大学が情報収集に努め、その後の行動の指揮をとるので、大学の指示に従う。帰宅が原則ですが、帰宅困難なときは大学に留まります。
  2. 自宅または学外にいる時
    • 身の安全を確保する。通学途中・帰宅途中の場合は、直ちに帰宅する。家族と連絡をとりあい安全を確認する。

警戒宣言発令がされた場合には

  1. 学内にいる時
    • 「警戒宣言」発令時には大学からの指示で行動する。自分勝手な行動は混乱を助長します。
    • 大学が情報収集に努め、その後の行動の指揮をとるので、大学の指示に従う。
  2. 自宅または学外にいる時
    • 大学は警戒宣言が解除されるまで休講です。
    • 通学途中、帰宅途中の場合は、直ちに帰宅する。

災害用伝言ダイヤルの使い方について(携帯電話も同じです)

大規模災害発生時や発生地域での携帯電話利用者が、自分の安否情報を家族・親類・知人などに知らせるため、メッセージを登録できるシステムです。
詳しい設定・登録方法は、以下の各携帯電話会社の案内を確認してください。

本学に近い各務原市の避難場所

避難所 避難場所 所在地 電話番号
一次避難所 尾崎小学校 各務原市尾崎南町3-2 058-382-2109
那加第一小学校 各務原市那加手力町22-5 058-389-0122
二次避難所 桜体育館 各務原市那加手力町41 なし
災害時要援護者用一次避難所 那加西福祉センター 各務原市那加手力町60 058-383-3589